胃がん | 大腸がん | 子宮頸がん | 乳がん | 前立腺がん | |
受診者数 | 38,397 | 41,057 | 52,207 | 23,539 | 13,284 |
受診率 | 9.5% | 11.2% | 33.3% | 20.2% | 13.1% |
患者の特徴・ 健康状態 |
カテゴリーⅠ | カテゴリーⅡ | カテゴリーⅢ |
①認知機能正常 かつ ②ADL自立 |
①軽度認知障害 ~ 軽度認知症 または ②手段的ADL低下、 基本的なADL自立 |
①中等度以上の認知症 または ②基本的ADL低下 または ③多くの併存疾患や 機能障害 |
重症低血糖が危惧される薬剤(インスリン薬剤、SU薬、グリニド薬など)の使用 | なし | 7.0%未満 | 7.0%未満 | 8.0%未満 | |
あり | 65歳以上 75歳未満 |
75歳以上 | 8.0%未満 (下限7.0%) |
8.5%未満 (下限7.5%) |
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7.5%未満 (下限6.5%) |
8.0%未満 (下限7.0%) |
厚生労働省より、通知がありましたのでお知らせします。本件は、同省「厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会」において、子宮頸がん予防ワクチンの取扱いについて審議がなされ、今般、審議結果が示された旨通知があったものです。なお、当該ワクチンにおける積極的な接種勧奨の再会の是非については、引き続き審議することとなっております。
1月20日に開催 第7回副反応検討部会における子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの審議結果(概要) 子宮頸がん予防ワクチン接種後に副反応として報告された症例、主に広範な疼痛又は運動障害を来した症例について、論点整理を行い、以下のような合意が得られた。 1. 海外においても同様の症例の報告はあるものの、発症時期、症状・経過等に統一性がなく、 単一の疾患が起きているものとはできないとして、ワクチンの安全性への懸念とは捉えられていない。 2. 2剤間の比較では、局所の疼痛の報告頻度は、サーバリックスの方が有意に高く見られるものの、 広範な疼痛又は運動障害には、有意な差はない。 3. 広範な疼痛又は運動障害を来した症例のうち、関節リウマチやSLE等の既知の自己免疫疾患等と診断されている 症例については、ワクチンとの因果関係を示すエビデンスは得られていない。 4. 今回の症状のメカニズムとして、①神経学的疾患、②中毒、③免疫反応、④心身の反応が考えられるが、 ①から③では説明できず、④心身の反応によるものと考えられる。 5. 子宮頸がん予防ワクチンは局所の疼痛が起きやすいワクチンであり、接種後の局所の疼痛や不安等が心身の 反応を惹起したきっかけとなったことは否定できないが、接種後1か月以上経過してから発症している 症例は、接種との因果関係を疑う根拠に乏しい。 6. 心身の反応が慢性に経過する場合は、接種以外の要因が関与している。 7. リハビリなど身体的なアプローチと心理的アプローチ双方を用いて、集学的な治療により重症化・ 長期化を防ぎ、軽快させていくことが重要である。 ⇓ 報告書案をとりまとめ、次回以降(次回は2月を予定)、積極的な接種勧奨の再開の是非について改めて審議。 厚生労働省通知により引用 |
ワクチンの種類 | 発生率 (100万接種当たり) |
うち重篤(同) |
子宮頸がん (サーバリックス) |
245 | 43 |
子宮頸がん (ガーダシル) |
156 | 33 |
ヒブ | 64 | 22 |
小児用肺炎球菌 | 89 | 28 |
不活化ポリオ | 24 | 5 |
4種混合 | 14 | 4 |
日本脳炎 | 67 | 26 |
インフルエンザ | 8 | 2 |
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